「ゆとりろ」と「リベラ」
札幌弁護士会 村松法律事務所-ゆとりろ
「ゆとりろ」とは
北海道では、高齢者の割合が全国平均(4人に1人)を超えており、また、全世帯に対する単独高齢世帯及び夫婦双方の高齢者世帯の合計割合も3割を超えており、なお急激に増えつつあります。
シニア世代や社会的なハンディキャップを持たれる方が将来にわたり、不安の無い生活を送ることができる社会の実現は、すべての人の願いであり使命です。しかし多くのシニア世代や社会的なハンディキャップを持たれる方は、社会や人との繋がりが希薄となっているため、相談できる場や人が限られています。さらに法的制度や施策を利用しようとしても、実際の利用手続等は複雑・難解であり敷居の高いものになっているのが現状です。
法律、福祉、医療等の専門家がそれぞれの分野で、シニア世代や社会的なハンディキャップを持たれる方の課題に対応しています。しかし、専門家はそれぞれの分野に精通しているものの、分野外では十分な対応ができず、また横の繋がりも希薄なため、十分なセーフティネットを果たしているとは言えません。
そこで、当事務所では、事務所の一部門として、シニア世代や社会的なハンディキャップを持たれる方々に寄り添い、さまざまな課題をワンストップで支援する窓口となる総合支援サービス「ゆとりろ」サービスを開始しました。
法的な解決には、これまでシニア世代や社会的なハンディキャップを持たれる方の課題解決に多くの実績を持つ当事務所が核となり、他の弁護士・税理士・司法書士等の士業の専門家と連携し、財産管理、後見、遺言・相続等の法的なサポートを行います。また、健康・福祉、生活全般における課題に関しても、信頼の高い各専門の事業者と連携し、総合的に支援する体制を整えました。近年では、高齢者を狙った詐欺なども大きな社会問題となっており、身近にご相談いただけるところとしてお役に立ちたいと願っています。
https://www.muramatsu-law-office.com/hashira-yutoriro/
就労継続支援B型事業所 リベラ
「リベラ」施設外就労の最大の強味は、「自然栽培」の技術を身に着けた後の自立支援の方法がたくさんあること。リベラの提携農家内での畑を借りた育苗から栽培、収穫、販売へとつながる流れを汲み利用者さんへの自立を応援、農家さんへの就職紹介もいたしております。
事業所内就労での最大の強味は、利用者さんの求める仕事をご用意できるところです。その理由は「ゆとりろ」との提携。「ゆとりろ」には、その方針に共感した企業がたくさん会員として待機していらっしゃいます。リベラの利用者さんのよりよい自立の応援のために、協力体制を整えています。
共に幸になること。
人間の尊厳、仕事のやりがい、生きがいにあふれた人生を自らが実現すること。
リベラと力を合わせて、一緒に進んでいければと思います。